2010年1月2日土曜日

エネルギー

先日、書店で宇宙から見た地球の姿をとらえた写真をみていて、気になったことが一つ。最後のページにあった「夜」の部分ですが、そりゃどこの国も光を放っていましたが、日本が世界で一番明るかったですね。というか異常に明るすぎで、どうしたら無駄なエネルギーの消費を減らすことができるのでしょうか…考えさせられました。

省エネ、エコ、地球温暖化、地球環境… 何処吹く風とでも申しましょうか、闘魂たくましい異常な商業主義の世界は逆手なのか何なのか上手く利用していますが、悲しい限りですね。
年々夜空が明るくなり、天体写真や観測などをしておられる方々の頭を悩ませているわけでもありますが、マスコミが騒ぐのも煽ってるかのようで…少し暑いと温暖化、少し寒いと異常気象?
ガソリンの価格が下がって高速道路が低料金で民族大移動(笑)地球環境問題に対して考えをお持ちの方々は間違っても逆行せずに大人しくしていることと思います。

最近聞かなくなったオゾン層の問題の近況ですが、環境省の報道発表資料によりますと

平成21年8月28日の報告書より引用
状況は
・南極域上空のオゾンホールは、1980年代から1990年代にかけて急激に拡大し、その後もほぼ毎年大規模に形成。
 2008年に南極域上空で形成されたオゾンホールの面積は、最近10年の平均を上回る規模であり、南極域のオゾン層は依然として深刻な状況。
・なお、数値モデル予測によると、多数のモデルでは、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」を全世界が遵守することを前提とすると、
 今世紀中頃にはオゾン全量が1980年以前の状態まで回復すると予測。

オゾン層破壊物質等の大気中濃度は
・オゾン層破壊物質としてモントリオール議定書及びオゾン層保護法に基づき生産等規制がなされているCFC(クロロフルオロカーボン)及び
 HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)の北半球中緯度域(北海道の観測地点)における大気中濃度は、CFCは横ばい又は減少している一方で、
 HCFCは急速に増加。また、オゾン層は破壊しないが強力な温室効果ガスであるHFC(ハイドロフルオロカーボン)-134aの大気中濃度は、特に急速に増加。
・CFCの大気中寿命は非常に長いため、今後、大気中濃度は極めて緩やかに減少すると予測。HCFCの大気中濃度は今後も引き続き増加し、今後20~30年でピークに達し、
 その後減少すると考えられているが、国際的な規制の前倒しにより、それ以前に減少することも期待。

地球の総人口からすれば日本は10番目くらいですかね、二つの国を合わせて世界人口全体の4割という国がそもそも環境対策を講じなくては
というか、トップ10に入ってるアメリカ、ロシア、日本を外しても34億3千万人で人口全体の68億4千万人近くの半分ですから、トップ10に入ってる国は対策するのが必要だと思うんですが…。

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