2010年2月1日月曜日

交通事故

昨今、交通事故のひき逃げ事件を目にすることが多くなってきています。
毎日新聞が調査した死亡ひき逃げ事件の件数は、04~08年に151件。発生件数に対する時効が成立した割合は、殺人の2.5倍。
殺人事件と死亡ひき逃げ事件の違いが議論されてますが、論点は過失でも逃げた時点で殺意があると考え「死亡ひき逃げは殺人」とみなし刑法の改正、新たな罪種の追加など、全国交通事故遺族の会や多方面で法務省などに働きかけがあるようです。

私は自動車運転免許を取得し、車を運転する者はその時点で過失とか故意ではなく、運転する者が鉄の塊を動かしていて、それが何かに衝突するということは、所謂、凶器を走らせているのだから怪我や死亡する恐れがあるということを認識しているわけで、ドライバーであればこのスピードでぶつかれば相手が怪我するだろうとか、死亡するだろうとわかってると思います。
車を運転することの責任をドライバーに課さなければ、痛たましい事故、ひき逃げなど減らないと思います。
問題は原因はどうあれ人一人が死んでいるとういう事実であり、鋭利なもので人に当てるとか大きな鉄の塊を振り回して人に当たればどうなるか、結果は誰でもがわかっています。車専用道路を走っているならいざしらず、道路は基本的に人が歩くところであり、人が優先なはずです。

事件、事故の時効の見直しが叫ばれていますが、本来は時効というものがあること自体がおかしいですね。
罪は償うものであり、それでないと法律とか裁判とかいらないことになりますから…

0 件のコメント:

コメントを投稿